【61位】地獄少女 三鼎
全26話 (2008年)深夜0時にだけアクセスできる『地獄通信』。ここに晴らせぬ怨みを書き込むと、地獄少女が現れて憎い相手を地獄に堕としてくれる…巷で噂される都市伝説が再びその扉を開く! 実態を失った"閻魔あい"は少女・ゆずきに憑依した。困惑するゆずきにあいは言う「私はあなたの中にいる…」。藁人形の赤い糸が解かれたとき、ゆずきの中から生まれる"地獄少女"。あいは何故、彼女を選んだのか…。
深夜0時にだけアクセスできる『地獄通信』。ここに晴らせぬ怨みを書き込むと、地獄少女が現れて憎い相手を地獄に堕としてくれる…巷で噂される都市伝説が再びその扉を開く! 実態を失った"閻魔あい"は少女・ゆずきに憑依した。困惑するゆずきにあいは言う「私はあなたの中にいる…」。藁人形の赤い糸が解かれたとき、ゆずきの中から生まれる"地獄少女"。あいは何故、彼女を選んだのか…。
少女が16歳の誕生日を迎えたとき、すべての運命が思わぬ方向へと進み出す! 少女の一族は「天女の末裔」であり、その血を引く娘の中に、ときおり天女・セレスが宿る。それが自分自身だと知ったとき、彼女は実の父親にまで殺されそうになる。一族に憎しみを抱くセレスが目覚めたとき、セレスが彼らを滅ぼそうとするからだ。セレスは日本古来の「羽衣伝説」に伝えられるように、天を舞うための大切な羽衣を奪われ故郷へと帰ることができなくなった天女であり、セレスの羽衣を奪った者こそ、彼ら一族の始祖なのだ! 少女は一族の罪を償いセレスを再び天に帰すため、奪われた羽衣を見つけ出す旅に出る!それは少女が自分自身の運命に立ち向...
この世界<現世>(うつしよ)には、電脳が発達するより遙か昔から、違う世界が重なっている。日本の原風景の面影を残す、地方の小さな町に住む3人の中学生、古森太郎、大神 信、中嶋匡幸。彼らは、それぞれ、消し去ることのできない過去を持っていた。だから、なのか、また違う理由があるのか、3人は<現世>とは異なる世界、<幽世>(かくりよ)へ魂(たま)抜けすることで、行き来することが出来るようになる。少年たちは、<幽世>を冒険するうちに、そこがどこにつながっているのかを知る――。
「ここがどこなのか、という問いにはお答えできません」「これよりお二人にはゲームをして頂きます」「ゲームは命をかけて行なって頂きます」「そして、ゲームが終わるまで当店から出ることはできません」強制的にルールを課せられた男二人。やがて剥き出しになっていく人間の本性。デスゲームの果てに待ち受けるものは?
この世には目に見えない魔法の輪がある 海辺の村の誰も住んでいない湿っ地屋敷。 心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、 青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーだった。 「わたしたちのことは秘密よ、永久に。」 杏奈の身に次々と起こる不思議な出来事。 時を越えた舞踏会。告白の森。崖の上のサイロの夜。 ふたりの少女のひと夏の思い出が結ばれるとき、 杏奈は思いがけない"まるごとの愛"に包まれていく。 あの入り江で、わたしはあなたを待っている。 永久に――。 あなたのことが大すき。
池袋――幼少期にこの街で過ごした高校2年生の穂村すず子が戻ってきた。 「ずっと友達だよ!」幼いころに仲良しだった森川千夏と誓った大切な記憶。その千夏とまた会えるかもしれない…それだけですず子の胸は高鳴る。 転入した高校にもすぐには溶け込めず、早々に浮いた存在となっていたある日、「WIXOSS」を覚えれば友達ができるかも……そう思って学校帰りに立ち寄ったカードショップでデッキセットを購入する。 家に帰りカードデッキを開封すると、カードの中に描かれた少女が動きだし、口を開く。 「ようこそ、セレクター」 selectorとして選ばれた人間は、自分の記憶のすべてが詰まっ...
妹が生まれてまもなく、両親の離婚により兄妹はそれぞれ父側と母側へとひきとられ別々に暮らしてきた。そして10数年たった現在、結婚相談所に勤める耕四郎は妹がいることすら忘れて平凡に暮していた。ところがこの春から、高校進学に伴い妹・七夏がおなじ家で住むことになったのだ。ただでさえ困惑する状況の上に、耕四郎には別の悩みがあった。同居の前に妹とは気づかずにデートした揚げ句、失恋の痛手から思わず涙を流し慰められるという失態。離れていた時間を埋めるように、ただ純粋に兄を慕う妹。なんとか立派な兄であるよう心がけたい耕四郎だが、出だしからつまずいた上、異性として意識せざる得ないほど七夏は可愛い。隠さねばな...
22世紀初頭。人類はその居住地域を太陽系全体へと広げ、各惑星圏は経済的に独立した地域として繁栄していた。だが、ある時、突如として太陽を中心に発生したプラズマの嵐によって、太陽系の半分は魔の海“ゲドゥルト・フェノーメン”(ゲドゥルトの海)に呑み込まれ、人類の多くが死滅した…。それから約80年後、復興を成し遂げた人類は、太陽系全ての星へ進出していたが、ゲドゥルトの海は膨張を続けており、それに対する解決策はまだ見つけられないでいた…。西暦2225年、航宙資格教程の訓練用ステーション“リーベ・デルタ”で16歳の少年、相葉昴治は弟の祐希や幼なじみのあおいたち仲間たちと教習を受けていた。ある日“リー...
人間は脳の容量の70%を使用しないといわれている。 人間のもつ不思議な力はこの部分に秘められていると考えられている。 その使用されることのない脳の70%は、こう呼ばれることがある "NIGHT HEAD"。 サイコキネシスの力を持つ兄・霧原直人と、リーディングと予知能力のある弟・霧原直也。 その超能力の為に、幼い頃に両親から放棄され、結界に守られた森の中の「研究所」で世間と隔離されて生きてきた。 彼らが長年幽閉されていた施設を抜け出し、普通の社会に飛び出したとき、新たなる「変革」の流れが巻き起こる。
午前0時にだけアクセスできる「地獄通信」。ここに晴らせぬ怨みを書き込むと、 地獄少女が現れて憎い相手を地獄に落としてくれる……。若者たちの間で広がった都市伝説のような噂だったが、 実は本当の事だったのだ。少女の名前は、 閻魔あい。依頼主の怨みの感情に共鳴した時、 彼女は地獄少女として標的となった人間を地獄へと送り流す。……だがそこには伝説には語られていない、 少女との契約が存在した。「人を呪わば穴二つ。 相手を地獄に送る代わりに、 あなたの魂も死後地獄に行く事になるわ、 それでもいいの?」そして、 ある時閻魔あいの前に、 謎の少女・ミチルが姿を現すようになる。自分が誰なのか、 なぜここに...
星暦と呼ばれる時代が始まるとともに、広大な宇宙に進出した人類は、星間都市連盟に属する多数の都市国家を築いた。宇宙で最大の勢力を誇った星間都市連盟の時代は永く続くと思われたが、「タイタニア」と呼ばれる一族が、連盟を離脱し、ヴァルダナ帝国皇帝より「無地藩王」の称号を得ると、歴史は大きく変動する。連盟軍との戦いでヴァルダナ帝国に勝利をもたらしたタイタニア一族は、「タイタニアなくして帝国なし」と公言し、一帝国の臣下でありながら実質的に都市国家の大半を一族の支配下におき、宇宙の覇権を握った。しかし、八代目藩王アジュマーンの時代を迎えた時、連盟の一都市国家エウリヤとの会戦で、タイタニア五家族当主の一...
舞台はヨーロッパ。ある国の公益法人、社会福祉公社では“国のための仕事”と称し、様々な理由で少女たちが集められた。その少女たちは「条件付け」を施され「義体」として「暗殺」などの仕事に利用されていた。少女たちにはそれぞれを管理する諜報官の男たちいて、少女たちを管理・命令し、戦わせるのであった。社会福祉公社によって自由な身体と仕事を与えられ少女たちは公社の施設と殺しの現場を行き来するのみの毎日ではあったが、少女たちはとても幸せであった。それが与えられた幸せであっても・・・。
『公安9課』が最優先ラインの攻性部隊とはなり得ていない、A.D.2027。公安捜査の権謀術数に限界を覚える荒巻の前に現れたひとりの女─ 陸軍『501機関』所属・草薙素子三佐。 最高度のフィジカルと電脳戦スキルを備える一方、向こうみずで世慣れぬ未熟さをあわせ持つ草薙は、荒巻と不即不離の関係をたもちつつ、次々と発生する犯罪へと対処する。だがそれは、ゆりかごたる501機関との関係を問い直すことでもあった。上司であり保護者でもある野心の女・クルツ中佐との間に生じる軋轢。さらに、謎のウィルス『ファイア・スターター』の出現。困難な事件に立ち向かう中、『眠らない目を持つ元レンジャー』『所帯持ちの特捜刑...
自らが育った501機関から独立を果たし軍内部での自由を得た草薙素子。しかし自立を後押しした荒巻の薦めにも関わらず自身の部隊の結成を先送りしていた。そのさなか、何者かによるロジコマへのハッキングが発生。調査のためにロジコマを移送する草薙は武装集団に襲撃される。そこには、「眠らない眼」を持つ元陸軍空挺特科第一のバトー、ネットの情報解析を得意とする元陸軍情報部のイシカワ、特殊工作と電子戦のスキルを持つ同じく元陸軍空挺特科第一のボーマがいた。都市交通網を混乱させてまで執拗に草薙を攻撃する武装集団。対する草薙は陸軍警察の潜入捜査員パズと海兵隊のエース・スナイパーのサイトーをスカウトし反撃に出る。
続発するテロ犯罪を取り締まる政府直属の機関・公安9課の刑事バトー。バトーは生きた人形(サイボーグ)である。腕も脚も、その身体のすべてが造り物。残されているのはわずかな脳と、一人の女性、素子(もとこ)の記憶だけ。ある日、少女型のロボットが暴走を起こし、所有者を惨殺する事件が発生。「人間のために作られたはずのロボットがなぜ、人間を襲ったのか」。さっそくバトーは、相棒のトグサと共に捜査に向かう。電脳ネットワークを駆使して、自分の「脳」を攻撃する“謎のハッカー”の妨害に苦しみながら、バトーは事件の真相に近づいていく。
恋人の義体技師ホセと逢瀬を交わす草薙素子の元に仲間となったバトーから爆弾テロの急報が届く。その現場を制圧すると主犯のカルディス人の胸にはテロリスト「スクラサス」のシンボルが刻まれていた。それと同じ頃、山の手のダム発生した爆発でひとりの刑事が死亡した。その所持品には"人魚の脚(MERMAID'S LEGS)"の名刺と"エアリアル"とタグのある義体の脚部が遺されていた。それを手懸りに新浜県警のトグサが捜査を開始する。
アイドル・グループ《チャム》から独立して女優に転身した霧越未麻だが、芸能界はそう甘くなく、連続ドラマの仕事でレイプされるという汚れ役をいきなり演じさせられることに。そんな彼女の周囲で、脚本家やヘアヌードカメラマンが次々と何者かに殺される事件が発生。そんな悲劇に加えてネット上で異常事態が続き、未麻は女優に転身したことを後悔しだすなど、精神が不安定になっていく。そして殺人事件はなおも続いていって……。